7月1日から開催中のLamp harajukuでのウィンドウディスプレイの為に、材料を調達しに行ってきました。
この日は最高の海日和。抜けるような青空に、キラキラと光る海。葉山の空気は夏のシーズンのちょっと前で、ゆったりとした空気が流れていました。
この日は最高の海日和。抜けるような青空に、キラキラと光る海。葉山の空気は夏のシーズンのちょっと前で、ゆったりとした空気が流れていました。
「ひねもすのたり」とは、「一日中のんびり」という意味。
与謝蕪村の俳句で「春の海、ひねもすのたり のたりかな」春の海は一日中ゆったりのどかだなあと春の海を歌っています。
今は夏の海だけど、夏の海にもまた違った「ひねもすのたり」があります。
夏の海で、ゆったり、のんびりと過ごしてきた、その気分をそのまま展示にしました。
水平線をぼーっと見たり、波の音を録ったり、貝や石ころやガラスなどを気ままに拾い集めたり。
波が時間をかけてつくるひとつひとつの形が、とても魅力的です。波に乗ってひとつひとつ旅してきたのだと思うと、とても愛おしく思えてきます。
展示では波の音も聞くことができます。
iPodが置いてあるので、よかったら聞きながらディスプレイをゆっくり眺めてみてくださいね。
夏の海を思いながら展示を見ていただけると嬉しいです。
"SUMMER TIME / HINEMOSU NOTARI"
2011.7.1.thu - 7.14.fri
12:00am – 7:30pm
Lamp harajuku
東京都渋谷区神宮前4-28-15
03-5411-1230
そして、その日海でたっぷりと過ごしたあと、最近葉山に住み始めたnomimonoyaのおじゅうの家へおじゃましました。
おじゅうの家は急な斜面をのぼった山の上。山の空気が気持ちよく、窓からは海も見えて、ため息がでるほど感動…
おじゅうのつくる物はどれもおいしくて素材が活きています。彼のセンスは本当に素敵です。そしてお隣に住む杉本さんが作ってくれたベジコロッケもすっごくおいしかった!
おじゅうと杉本さんと娘さんのふうちゃんと一緒に食卓を囲み、葉山での暮らしや小学校のこと、原発のこと、たくさん話しました。地震以降、みんなの暮らし方や生き方、考え方が本当に変わってきてるんだなあ。
わたしたちはこれから何を食べ、何をして、何を考えて生きていくのだろう。
うまく言えないけど、葉山の山や海の空気に触れて、葉山で暮らすおじゅうたちと話すことができて、自分自身と向き合えて、この日はとても印象的な本当に良い1日でした。
うまく言えないけど、葉山の山や海の空気に触れて、葉山で暮らすおじゅうたちと話すことができて、自分自身と向き合えて、この日はとても印象的な本当に良い1日でした。